【5日目200人前の日本食作り&象で考えるタイ】タビターンinタイ2019

 

Connection of the Childrenでは多様な世界に実際に触れ、そこで沢山のことに挑戦できるきっかけを提供するため様々な企画を実施しています。今回、2年越しにタイ王国での学びのツアー「タビターンinタイ」を開催!3月3日(日)より高校生2名と大学生1名とともに、タイに旅立っています。

Day5は、朝からみんな大忙し。野菜を切り、肉を切り、200人以上に給食を届ける・・・だけでなく授業も届ける!さて、彼らは何を感じ、そして何を子供たちはそんな彼らから受け取ったのでしょうか。

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宏次朗(19歳)

タイの空にはツバメが飛んでます。
こっちの小学生はもうすぐ夏休みです。
こちらの夏がそろそろ、そちらに届きます。
お元気ですか?僕は元気です。いや、元気じゃない、子どもたちの方が元気でした。宏次朗です。
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早いもので、タイに来て5日目が終了しました。(多分あと3日)
今日は主に2つのイベントがありました。
小学校で肉じゃがを作り、子どもたちに振る舞ったあと、スイカ割りを紹介して、一緒にやりました。
その後は像の街へ向かいました。

まず、今日は朝の8時から200人分の肉じゃがの野菜と肉を切りました。
いや、量がおおい…
じゃがいもは手の平サイズで、50個以上用意したし、玉ねぎは100個かな?にんじんも50本ぐらい?めちゃくちゃ切った。
バイトで野菜を切る練習をしておいて本当に良かったです笑
ママの家で食材を切り終わった後には小学校に行き、ひたすら調理…
給食のおばちゃんになった気分でした笑
子供達もおかわりをしてくれたし作ってよかった!
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その後は60人ぐらいかな?その小学生たちを引き連れて河岸までいってスイカ割りをしました。
英語を話して、ママがタイ語に翻訳してルール説明するって感じだったけど、多分ママは僕の言ったことを理解してない笑
でもまあ、子供たちは楽しんでたしオッケーかな。
こっちのスイカは甘くて美味しかったです。
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午後は象の街へ向かいました。
生まれて初めて象の背中に乗ってめちゃくちゃ興奮しました。
動物愛護の問題とかいろいろあるけど、春休みなのに大学のレポートみたいなことはしたくないので言わない!!!
日本に帰ったら書く! 多分!いや書かないと思うけど!
とにかく貴重な経験ができました。昔の人が象は神の使いだって感じた気分がわかりました。
その後は象の慰霊碑を見に行ったり、蜂の巣を駆除して、巣ごと蜂蜜を食べてみたり、ママの友達が遊びに来てお話したり、、、
書こうと思ったらひたすら書けるけど、文が長くなりすぎるのは最終日で十分だから今日はこれぐらいで終わります。
明日は豚汁をつくって、また授業をします。
たのしみだぁ〜〜

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駿(17歳)

タイに来て5日目 、タイでの旅もついに半分まで来ました。今日は近くの小学校と象園に行ってまいりました。

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朝の8時半頃から小学生のために昼食の支度を始めました。日本で言うところの給食を食べてもらおう!という企画です。昨日の食材を買っている最中から感づいていたのですが、相当大変な作業でした。何しろ200人以上の生徒に振る舞うということで、スピード勝負でどんどん材料を切らなければ終わりません。野菜もそうですが、特に辛かったのは豚肉でした。冷凍保存なので冷たいし、力を入れないと切れないし、何よりも大きすぎてどうすればいいのか悩みました。小学校、中学校と食べていた給食をいざ作ってみると給食室のおばちゃんがどんだけすごい人たちだったのか実感しました。

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食後は子供たちと近くの河原でスイカ割りをしました。実は日本でやった記憶が無いので成功するか心配でしたが、子供たちが上手ですごい助かりました。棒を持って10回転でハードだと思ったんですが、1人目で割ってしまう子もいました。周りの子達も楽しそうだったので良かったです。

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タイといえば象!
近くの象に乗れる場所で乗せてもらいました。特に乗る予定は無かったのに、乗せてもらっちゃいました。象は地上最大の動物なのはしっていましたが、乗ってみるとめちゃくちゃ高い。象に乗るために建物の二階から乗り込みました。驚いたことに象には髪の毛がしっかりと生えていました。一歩一歩が重くて、乗り心地がよく、眠たくなるほどでした。途中、象が用を足したのですが、振動が伝わってくる程のすごい尿でした。背中に乗せられたイスに乗って下を見ると、まるで王様になった気分でした。降りてから象の鼻を触らせてもらいました。全然怖がらずににおいを嗅ぐような仕草をしていて、象も犬と変わらずかわいいと感じました。

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象に乗ったあとは象のお墓に行きました。その厳かな雰囲気からタイの人がどれだけ象を大切にしているか分かりました。ママが膝をついて話す程のすごい僧の方がいて、象を扱うことの特別さが分かりました。記念館のようなものがたくさんあって、今晩から三日間祭りがあるらしいです。なんの祭りかはよく分かりませんが。一頭一頭の名前と生没年が記録されていました。120年生きた象もいてびっくりしました。

象に乗ることでお金を稼ぐことは果たして象にとっていいことか悪いことか分かりませんが、貴重な体験ができて良かったと思っています。

サワディカップ!

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Chang(18歳)

6時15分に起床 朝型になったのか、時差ボケで普通に起きたのか分からない。(日本では8時15分)

みんなで肉じゃがを作り…
小学校のみんなに食べてもらいました!

その後本来は授業がなく、子供達は帰る予定でしたが 宏次朗さんや駿君のアイデア、ママさんの計らいによりスイカ割りの授業を設けることができました!(臨機応変に対応していたので舌を巻きました…)

しかし、スイカ割りではあまり力になれず仕舞。
子供達と写真を撮り続けてました、、、

その後駿君のアイデアで象に乗るためにスリンへ移動→→→
まさかこの時は大切なことに気付かされるとは思いもしなかったのであった…

クタクタになり(何もしてなかったのに)眠気がなくならない状態のまま 象に乗せてもらい、、お土産屋さんをしばらく見て

再び車に。

その後、象の事を学べるような場所に案内された。
そこで僕の疲れや眠気は一瞬で吹き飛んだ。

他愛もない いつものタイの風景のはずなのに、そこには何か厳かな雰囲気が漂っていました。
歴史的に大きな変化があったとされることを表す陳列された道具の数々。
周りにあるのは象の墓、僧侶の家。
象の骨も飾ってありました。

全く理解不能だった。
僕の目下の目標は 状況を的確に把握し、判断できるようにすることでした。
勉強は好きだったのですが 前に色々あり、あまりいい印象は受けなかったのでした。

その場で吸収できるだけすればいいや。
自分のステータスアップのために勉強してればいいや。
そんな風に考えてました。
しかし。目の前に広がる景色は 僕の頭では何も得ることはできなかったのです。

その時、この国での彼らの象に対する意識を、歴史や文化などを勉強することでもっと理解できたのではないだろうか。と強く感じました。
帰路ではずっと 勉強の大切さ、また実際にものを見ることの重要性に気付かされ 呆然としてました。
これが僕の出した勉強に対する答えか分かりません。しかし、その時そう感じたことは確かです。

おまけにー

ー誰にだってハートはあるんだよー
おもい話が続いてしまったので、ここで余談におも”しろ”い話を。
ある日 車移動の途中の休憩にて。
面白いトイレを見つけた。
そこにはなんと、男子トイレのマークにハートが。
メディカル的な要素もあるのかな?と思い中を見たら普通のトイレ。

なるほど

彼にもハートがあるのか。

……………

…よく分からないオチにたどり着いた噂の写真です 汗)

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こちらはバーベキューパーティーの際のトイレの写真。
躍動感がある。
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ー暑い国のオプションー
車の助手席に座っていると様々な車のボタンを見れる。(心踊る)
そんな時、ある事に気がついた。

エアコンのボタン、シンプル過ぎないか?

とりあえず、写真を見てください。

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分かりましたか?
そうなんです。タイの車には暖房が着いてないんです。(考えてみれば当たり前ですが…)
これも日本との違いの1つですね。
ー写真好きの末路ー
僕、物忘れが激しいんです。
その時集中してればしているほど、後で思い返しても何があったか覚えてないんです。
なのでよく写真を撮ります。
記録だけでなく 作品として(気取りで)シャッターを切るのも好きです。
すると…5日で…

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この枚数!
アプリをあまり入れないので、容量の大きい携帯の必要性を感じてませんでしたが、初めて心から有難いと思いました。

ーーー

以上です。

5日目は日本食をタイの学校で振舞ったり、子どもたちと交流したようですね!!

日本食を一度っきり作ったところでなんの意味があるんだ?って意見もあるかと思いますが、海外から来た人と交流をする、その一度の経験が子どもの将来に影響を及ぼすこともあります。

日本からの参加者はもちろんですが、一緒に過ごすタイの子どもたちにも何かしらのきっかけが提供できると嬉しいですね。

さて明日(本日?)はタイの小学校で授業のようです。

どんな授業を届けるのかは乞うご期待!!

 

*今回のタビターンはCoCの理事でもある奥井さんが代表を務める野毛坂グローカル の協力で実施しております。

3日目からはCoC代表の加藤と田澤がユーラシア2万キロの自転車の旅でも立ち寄ったTha Tum村に滞在しています。

旅中に加藤たちを受け入れてくれ、その後CASACOにも遊びに来てくれたCoC代表の加藤と田澤がユーラシア2万キロの自転車の旅でも立ち寄ったTha Tum村のWat  Ban Nam Kham schoolの校長先生khun suraneebhorn(通称ママ)の家にホームステイも行なっております。

ママ、Tha Tum村の皆様タビターンへのご協力誠にありがとうございます。

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