なぜ私たちは旅に出るのか。言葉を失うほどの絶景、全ての選択肢が自分に委ねられる体験、まだ見ぬ土地で知り合う唯一無二の友、帰りたくなる第二の故郷との出会い。旅に出なければ得られない数々の出来事が私たちを旅に誘い続ける。旅人は知っている。旅に出たから今の自分があることを。旅に出れば出るほど、旅が好きになることを。
旅は学びの宝庫だ。教科書やインターネットだけでは身につかない知識や経験を私たちに与えてくれる。日本語以外の言語を実際に使う経験、一切言語が伝わらない中でのコミュニケーションも日本の中にいるだけではなかなか体験できない。二ュースでしか知らなかった異文化を自分で体験することで受け入れ方が180°変化することもある。旅をしたからこそ日本の良さが分かることもある。何かに守られている状況から抜け出すことで自分の価値を見つめなおすことができるかもしれない。旅は学びに満ちている。
旅で学んだ経験は私たちを一回りも二回りも成長させてくれる。そんな経験を次の世代に伝えていくことはどれだけ価値があるだろうか。教科書だけでは伝わらない現地の空気、触れたことのない文化、日常生活から抜け出して自由に世界に飛び出すからこそ見える自分の可能性。そして、旅で得た経験を伝えることで次の世代の可能性はさらに広がっていく。次の世代を担う子どもが多様な価値観に触れる機会を旅人と一緒につくっていく、それがCoCの想いです。
◎旅人から学ぶことで子どもは多様な価値観を理解し、世界と自分の可能性の広さに気づきます。
◎子どもに旅の経験を伝えることで旅人は経験を自分事としてより深く落とし込めます。
世界一周中の私は滞在した日本で偶然Connection of the Childrenの活動を知りました。世界の人たちを見える形で繋ぐ「糸つなぎ」活動は本当に素晴らしい活動だと思います。私の世界一周の旅で訪れる国々で出会った人たちを繋いできます。
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