【4日目Tha Tum村での滞在】タビターンinタイ2019

Connection of the Childrenでは多様な世界に実際に触れ、そこで沢山のことに挑戦できるきっかけを提供するため様々な企画を実施しています。今回、2年越しにタイ王国での学びのツアー「タビターンinタイ」を開催!3月3日(日)より高校生2名と大学生1名とともに、タイに旅立っています。

Day4は、スリンの田舎、Tha Tum村での活動が始まりました。日本から来た参加者にとっては未知の世界であるタイの田舎での一日。さて、参加者たちは何を感じたのでしょうか。

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宏次朗(19歳)

親譲りの子ども好きで小供の時から無茶ばかりしている。小学生相手に久しぶりにバレーボールをして疲れた事がある。
今日、始めてスリンの小学生と会って遊びました。宏次朗です。
毎回、何かしらの小説のパロをしてるんですけど気づかれてるかな…?
今日はスリンの街を探索して、市場で買い物した後、ママの家に子ども達が遊びに来ました。
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まず今日一番探索してて、驚いたのは、タイで高設栽培が行われてたことですかね。
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収益性があるのか、この規模で採算が取れてるのか、なんで成長が十分なのに収穫しないのか、養液栽培なのにトマトを育てるのかぁ…、など、日本での常識をぶっ飛ばした栽培をしてたけど、専業農家じゃないって言ってたし、まあいいか ってなりました笑
その他にも今日はバナナ農園だったり、牛の放牧地だったりを多く見に行って、農学部の僕は歓喜して、いろいろ吸収してきました。
少なくともスリンの農業は日本と比べて遅れてる気がする。機械も導入されている家は少ないし、畑もそこまで手入れされてない。そもそも灌漑施設が見当たらない。
なかなか刺激的な街です。

そして、街探索の後は子ども達と遊んだ!!
久しぶりにサッカーやバレーボールをやり、童心に帰れました。
言葉が全く通じなくて、言語でのコミュニケーションは取れなかったけど(ぼくのタイ語は全く通じなかった…泣)、体で、ノンバーバルコミュニケーションはとれました。
子ども達は人見知りしないし、礼儀正しいし、ニコニコしてる。もちろん大人たちも。
スリンにきてこれが本当の意味での「微笑みの国」かぁってなりました。
野犬にはめちゃくちゃ吠えられるけど…

明日は小学校で日本食を振る舞い、僕たちで考えた授業を実施します。
スリンの子ども達に日本を紹介することで、子ども達の世界が広がるきっかけを提供できればと思う。
知識が増えれば、選択肢が増える。選択肢が増えれば、夢が増える。夢が増えれば、人生が変わる。ってスリンの近所の野犬が言ってました。

最後ぐらい真面目に書くけど、Ideologieやcommon senseに縛られないflexibleな教育は子ども達にとって重要なものだと確信してる。
僕たちがスリンにいる意味はなんなのか自覚して、子ども達に何かきっかけを提供したい。
明日も頑張る。
あと、今日のご飯も美味しかった!!
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駿(17歳)

タイに来て4日目、裸足で歩き回るようになりました。田舎ですね。
今日は特別な用事が入っていないのでスリンの町を見て回りました。市場や寺院に行ったり、近所の子供たちと遊んだりしました。

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朝起きてすぐに自転車で散歩しました。ママもパパもほぼ毎日行くみたいで、健康志向だなあと感じました。

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市場では食べ物にたかるハエを、棒にレジ袋をつけたもので捕まえていました。生活の知恵を感じました。

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寺院は改修中でした。日本では相当ずさんな工事です。それでもみんな呑気に笑って許しちゃう国なんですね。

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明日子供たちに昼ごはんを作るための食材です。250人分でいくらになるかと思ったら、2600バーツぐらいで1万円をも下回る金額になりました。安いですね。

子供たちと遊ぶと、余計にこの国の性格がわかった気がします。みんなわらわら集まってきて、一緒に遊んでくれます。目があったら必ず笑って挨拶をします。これが微笑みの国だと実感しました。

サワディカップ!

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Chang(18歳)

朝起きた時 あれ?疲れが取れてない…と感じました。
昨日あれこれ考えて文章を書いていたら 午前1時30就寝になってしまったのです。
今日は6時20分頃に目が覚め、ママのおススメで自転車で周りを走りました。
この村の夜と朝は涼しいので、澄んだ空気の中自転車で走るのは 非常に心地よかったです

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朝食にはレタス、キャベツ、豆、柔らかい人参、ツナにドレッシングと胡椒をかけていただいた。シンプルですがとても美味しい。

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寺院を見に行った
建設中の寺院、お坊さん(僧侶)の暮らしなどを可能な限り見て、感じることができたと思いますーー

昼。
数学の先生をしているという方のレストランにて昼食を摂りました。
その時ママは言いました。
「チャン、この場所覚えてる?あなたここに一度来たのよ」
ーーーいいえ、覚えてません。恐らくこれが初めての訪問かと思います。(間違えていたらマズい…)
レストランの裏で水耕栽培を利用して野菜を育てていることに驚いた…
宏次朗さんに説明を受け、ただ見た では終わらなくて済みました。(ありがとうございます…)

その後 車でしばらく走り…
蜂の巣を買い(美味しそう!)

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近くのマーケットへ→→

明日小学校のランチに作る 肉じゃがの食材をスーパーで買った。
250人分を購入したにも関わらず、驚くことに値段は一万円を切った。これぞ驚安。

その後近所のお宅に農家見学へ向かい、そこで育てているものを見た。
育っていたバナナの花を見て、駿君がバナナの出来方を考察してくれた。
そこに宏次朗さんがバナナの特徴について解説してくれ バナナについて深く考え、知ることができた。
…と、いうよりは、身の回りの当たり前ことに疑問を持ち、知識を身につける大切さ、実践に活かし 持っているものから先を考えることの大切さを感じ取れた気がしました。

今回、プランがしっかりと確立されていなかったので どうなるかと思いましたが、自分が考えていた以上の経験をできた、そして吸収できたことは 今日が自分にとって特別な日になった理由かもしれません…

見事な持論を展開し、全ての事に関してベストを尽くしている駿君。自立し、常に考えを巡らせている宏次朗さん。学びやすい自然な環境を作ってくれるタイのママ。このハードな旅の中、旅を企画してサポートくれている こうすけさん、カレンさん。長くダラダラした僕の文章を載せてくれている堀口さん。この旅に参加することを認めてくれた両親に感謝の意でいっぱいです。

おまけ

ー天才少年ー
前回タイの小学校で授業をした際、才能の塊のような少年に出会った。
そんな彼に 今回再び会うことができた。
再会を喜び、彼に挨拶をし、2年前のことを思い返したーーー
授業をした際 彼は一瞬で授業の意図を理解し 何が必要か、クラスメンバーに的確な指示を出していた。
顔はダニエル・リカルドのようないわゆるイケメンで、頭の中はイーロン・マスクのようなカリスマ性を持ち合わせているような逸材的存在だ。
…などと、僕が追想にふけている暇もなく、彼は早速ママの雑用をやっていた…

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今回は彼のアシスタントをやらさせてもらいました。

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今回は以上です。

1日目から3日目にかけての慌ただしい日々の疲れを村ののんびりした時間で癒したようですね。

さて5日目は小学校での授業もあります。

日本から準備してきた授業がどれくらい伝わるのか、そして日本の学生の授業を受けたタイの子どもたちが何を感じるのか、乞うご期待!!

 

 

*今回のタビターンはCoCの理事でもある奥井さんが代表を務める野毛坂グローカル の協力で実施しております。

3日目からはCoC代表の加藤と田澤がユーラシア2万キロの自転車の旅でも立ち寄ったTha Tum村に滞在しています。

旅中に加藤たちを受け入れてくれ、その後CASACOにも遊びに来てくれたCoC代表の加藤と田澤がユーラシア2万キロの自転車の旅でも立ち寄ったTha Tum村のWat  Ban Nam Kham schoolの校長先生khun suraneebhorn(通称ママ)の家にホームステイも行なっております。

ママ、Tha Tum村の皆様タビターンへのご協力誠にありがとうございます。

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