TBS主催のACTION for Peaceに貴子がゲスト出演!

2023年3月、当時中学3年生だった貴子は、パレスチナへ渡航。紛争地のリアルを見てきました。その後、体験を軸に平和について考えることのできる書籍を出版。なんと、令和6年度の神奈川県児童福祉審議会推薦優良図書にも選ばれました(3 小学校中学年以上対象)。

そんな貴子が、先日TBS主催の平和に関するプロジェクトにゲストとして出演!その時の模様を、貴子自身が記事にまとめました。


3月24日に、TBS主催のACTION for Peace〜今から、私たちにできること〜というイベントに参加しました。ナビゲーターはなんと須賀川拓さんと井上貴博アナウンサーでした。

私は、なぜパレスチナに行ったのかやなぜ人道支援を志したのかなどを話しました。

私自身ガザ地上侵攻から半年が立とうとしている今、高校生大学生の参加者の人と共に考え、新しい考え方や意見に触れ、平和や戦争について改めて考えるいい機会になったと思います。

私には印象に残ったことが二つあります。

一つ目がイランイラク戦争で戦争孤児になったサヘル・ローズさんの話です。

イランは戦争に勝った側だが、戦争は勝ち負けではない。窓から見た町の景色は復興していくのに、私たちは取り残されていく。

サヘル・ローズ

サヘルさんが、『私はラッキーだった』と言っていたのがとても印象的でした。

この話を聞いたとき、ガザではどうなのだろうと思いました。私もどうしても流れてくる死者数に注目してしまいます。その裏に肉親を失い、ひとりで生きてる戦争孤児はどのくらいいるのでしょうか。この侵攻が終わったとして彼lらに生きる道は残されているのでしょうか。

二つ目は平和な世界を作るための発明品を考えるアクティビティです。

四人ほどのグループに分かれ、発表しあいました。どの発表を見ても納得できるものでした。平和な世界を作るための要素などから解決するための秘密道具を考えるという新しいものでした。秘密道具の中では、価値観を合わせる、相手の価値観を知ることができるなどの「価値観」についてや、差から争いが生まれるという考え方から差をなくす秘密道具が多くありました。

特に私は「無関心は悪か?」という意見が印象に残っています。外を見るから争いが生まれるのであって、自分を見ていれば争いは生まれないのではないかというものでした。たとえるならば、鎖国時代の日本と鎖国が明けた後の日本鎖国していた時の方が争いがなかったのではないか。確かにグローバル化がうたわれる現代ではあまり見ない考え方だと思いました。

今回のイベントでは、新しい技術や様々な経験を持つ方から、いろいろな国際問題を考えています。YouTubeにもアーカイブがありますのでぜひ見てみて平和について考えてみてください

また、CoCでは、平和に向けての様々な道を知り、 自分の道を見つけるプラットフォーム「Peace United(PU)」を、スタートしています。日本中、世界中から、PUメンバーを募り、PUメンバーは毎月平和の最前線で活躍する人と出会い、活動を知り、自分ができる・自分がやりたい平和への一歩を見つけ踏み出すことができます。PUの詳細・メンバー登録は、以下のバナーをクリックください。

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