15歳の少女、パレスチナへ到着 3月12日

半年ほど前からスタートしている「15歳少女の被占領地パレスチナ・スタディツアーから始まる、新しい平和教育への挑戦」プロジェクト。

これは、15歳の貴子さんが、パレスチナへと赴き、実際に自分の目で、戦争や平和の価値を捉えることからスタートします。帰国後、その経験を同世代の若者たちへ伝え、日本の若者全体で「平和の価値とはなんなのか?」「今、自分たちがやらなければいけないアクションはなんなのか?」を議論することで、今、本当にやらなければならない、戦争を過去のものとして教えるのではない、「世界を視野に入れた平和教育」の形を作ります。

5回の事前学習で現地に関する知識を有らん限り詰め込んだ貴子さんは、3月11日、ついに日本を飛び立ち、パレスチナの地へ。

到着初日から積極的に動いているようです。

写真と簡単なコメントが送られて来たので紹介させて下さいね。

まずは観光写真ぽいですが、三大宗教の聖地に来ました。肌で人の心を動かす宗教とは何かについて感じ取ってくれていると思います。
早速、パレスチナの方から、イスラエルの入植(土地が奪われている)の実情について、生の声が聞けたそうです。
どんなものを食べて生活しているんだろうと、市場も見学

聖地をはじめとしてエルサレムを管理するイスラエル軍隊とも遭遇。

徴兵制で集められた18歳から20代前半の若者を中心に構成されているとのこと。

この制服や銃により、自分の父母や祖父母世代のパレスチナ人を、意のままにコントロールできる。そんな経験はイスラエルの若者の心を蝕んでいるのかもしれません。

夕食では、現地で活動する日本のNGO職員にもお会いして、日々の活動についてお教えいただきました。

初日から盛り沢山な活動、

写真からだけでも、多くのことが学べたことが想像できます。

15歳の貴子が何を感じたのか、帰国後が楽しみです。

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