【こどもが主役】こどもがつくる食堂、笑顔と挑戦があふれる場に

毎回、大人もこどもも笑顔になる――そんな素敵な食堂が、横浜・CASACOで続いています。

私たちが始めた「こどもがつくる食堂」は、こどもたちが“つくる側”に回ることで、自尊心や生きる力を育むことを目的とした挑戦の場です。調理や配膳はもちろん、献立作りや野菜の収穫まで、すべての工程をこどもたち自身が担っています。

「失敗しても大丈夫」「やってみたい」を応援する環境だからこそ、こどもたちは仲間と力を合わせて、一歩ずつ前に進んでいきます。

世界の料理も、日本の家庭の味も

これまでの献立には、トルコの「ムサカ」やウガンダの「ロレックス」など、異国の料理にも挑戦してきました。一方で、「カレーライス」や「米粉のお好み焼き」、「煮物」や「味噌汁」など、日本の家庭で親しまれている味も大切にしています。

料理を通して、こどもたちは世界への興味を広げると同時に、身近な食文化の豊かさにも気づいていきます。

CASACOだからこそ生まれる、世界とのつながり

会場となるCASACO(カサコ)は、外国人留学生と地域の人々が共に暮らす「まちの学び舎」。こどもたちは、料理や会話を通して、日常のなかで自然と多文化に触れる機会を得ています。

国籍や言葉の壁を越えたふれあいが、こどもたちの視野を広げ、「世界とつながっている」という実感を育んでいます。

参加者の声が次の挑戦を生む

こどもたちからは「めっちゃ楽しい!」「もっとやりたい!」という声が毎回届いています。保護者からは、「家では手伝わない子が、自分から皿洗いや掃除機までして驚いた」「嫌いだった野菜をもりもり食べるようになった」など、日常の中での嬉しい変化がたくさん寄せられています。

支えてくれるボランティアからも、「子どもたちが自発的に“これやりたい”と動く姿が増えた」「初参加の子が年下の子に野菜の切り方を教える場面もあった」など、温かいエピソードが届いています。

特にウガンダ料理“ロレックス”の回では、チャパティ作りやCASACOの畑での野菜収穫が大人気となり、こどもたちが主体的に動く姿が多く見られました。

5・6月の開催予定

【日程】
5月:5日(月・祝)、12日(月)、17日(土)、19日(月)、26日(月)、31日(土)
6月:2日(月)、9日(月)、14日(土)、16日(月)、23日(月)、28日(土)

【時間】
月曜日:16:30 料理開始/18:00 いただきます
土曜日:11:30 料理開始/13:00 いただきます

【会場】
CASACO(横浜市西区東ケ丘23-1)

【参加費】
こども:無料(初回見学も可能)
大人(食事のみ参加):500円(税込)

【参加方法】
以下のリンク、またはお電話(045-315-4137)やCASACOへの直接申込も可能です。
5月:https://coc-i.stores.jp/items/681c3e8a4c27e81ea9c4dd0f
6月:https://coc-i.stores.jp/items/681eb0e7de31fb50baefb5ad
※参加枠は一回あたり10名としております。満席の場合もございますので、ご了承ください。(6月はまだかなり枠がございます!)

こどもが挑戦できること

調理、配膳、片付け、清掃、献立づくり、買い出し、野菜の収穫など、自分でやってみたい役割をこどもたち自身が選んで取り組みます。

フクシマガリレイ様の温かなご支援

このたび、フクシマガリレイ株式会社様より、業務用の冷蔵庫と冷凍庫を寄贈いただきました。こどもたちが作る食事の安全性や、食材の管理体制が大きく向上しました。さらに、社員の方がボランティアとして現場にも参加してくださり、こどもたちと一緒に汗を流しながら支えていただきました。あらためて、心より感謝申し上げます。

食材提供・寄付・ボランティア募集中

活動を継続するために、食材の提供や寄付、そしてサポートしてくださる高校生以上のボランティアを随時募集しています。ご協力いただける方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

【お問い合わせ】お問い合わせフォーム、もしくは045-315-4137までお願いします。


主催:NPO法人Connection of the Children(CoC)
後援:横浜市こども青年局(※申請中)
助成:横浜市西区社会福祉協議会
協力:フクシマガリレイ、OS WORKS、2416MARKET、ボランティアの皆様

第3回目のこどもがつくる食堂を支えてくれたボランティアの皆さん

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