「糸つなぎ」とは、2011年にユーラシア大陸自転車横断の旅から始まった世界中の人々を一本の糸でつなぐプロジェクト。
Connection of the Children(CoC)の糸つなぎ隊員と出会った人が、一本20cm程度の糸を前の人の糸の先に結んでつなぐことで、世界中の人のつながりを糸によって視覚化します。糸をつなぐことで人種も宗教も国籍も貧富の差も問わず全ての人が垣根を越えてつながることができます。
そんな糸つなぎは、世界各国に糸つなぎ隊員が飛び立ち、今も世界のどこかで糸が繋がっています。彼らが持っている糸は、彼らが日本に帰って来た(または立ち寄った)際に、日本にある母玉につなぎます。母玉には現在、85カ国、11,692人が繋いでいます。
CoCでは、世界を飛び回る糸つなぎ隊員の旅の様子や、糸つなぎの様子を随時みなさまにもご紹介していきます!
糸つなぎ隊員Vol.1 おいなり
記念すべき最初の糸つなぎ隊員紹介は、「おいなり」こと大成和義さん。今回はCoCの代表であり、2011年にCoCを田澤儀高とともに立ち上げ、ユーラシア大陸を自転車で横断した加藤功甫がおいなりにインタビューをしました。
7年ぶりの再会の瞬間
なんとも不思議な出会いで繋がったおいなり。
彼の旅もまた、実に興味深いのです。
2017年11月、中国に渡ったおいなりは、そのまま中国を南下。ベトナムから東南アジアへ入り、南アジア、中央アジア、ヨーロッパはポルトガルまで。
あれ?なんか聞いたことあるような??
そうです。2011年の田澤加藤によるユーラシア大陸自転車横断の反対周り!その時であった人たちに、おいなりが再開して、糸をつなぐことがあったならとっても素敵だな、なんて思いを巡らします。
さらにおいなりの旅はポルトガルでは終わりません。その後、南米に飛び、最後は南米最南端、最果ての地ウシュアイアまで自転車で南米を縦断するというのです!!
どこよりも南極に近いウシュアイア
すごい。加藤も2016年、アルゼンチンからチリまで、アンデス山脈を自転車で越える旅をしましたが、南米の自然や人々にすっかり魅了されてました。
アンデス山脈の中腹から
そんなおいなり、現在はベトナムを自転車で走行中です。すでにたくさんの出会いやハプニングがある様子。そんな中、糸つなぎもたくさんやってくれています!なんと、今まで繋がっていなかった「イギリス」と「リビア」の人とも糸が繋がったようです!
イングランド出身の彼は香港で20年以上働いているんだとか
おいなりの旅の様子はこちらからもご覧いただけます!なんと、糸つなぎ専用のページも作ってくれているんですよ!
CoCでは、引き続きおいなりの旅の様子をブログやフェイスブックでご紹介していきます!おいなり、良い旅を!!
CoC
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