
CoCでは、2022年から、インクルーシブに誰もが挑戦できるプロジェクト「一歩踏み出そう!プロフェッショナルと自分の道を探せ!(一歩PJ)」を開催しています。これまで、水泳や陸上、カヌー、スキーなど、11回開催してきた一歩PJ。様々な理由で挑戦の一歩が踏み出せないこどもたちを対象に、毎回違った種目で、こどもたちの挑戦の一歩を応援するプロジェクトです。
12回目となる今回は、イオンモール・CeeU Yokhama、横浜市消防局に全面協力していただき、消防レスキューチャレンジを開催しました!


まずは、コーチによるレクチャータイム。なぜ、消防士を目指したのか、これまでどんな苦労や挑戦があったのか。また、今年1月に発生した能登半島での地震への支援にも駆けつけたコーチからは、リアルな現場の様子や、葛藤を聞かせていただきました。

コーチたちからのお話を聞いた後は、こどもたちが今日やる挑戦を宣言!そして、いよいよ、こどもたちの実際の挑戦の時間がスタート。
今回は、大きく3つの種目で、挑戦にトライしました。
一つ目は、結索エリア。人を助けるための紐の結び方を習得し、実際、煙が充満したテントの中から、要救助者見つけ、習得した結び方を使い、救助するところまで挑戦!



二つ目は、消火エリア。素早く消防服に着替え、ホースを伸ばし、実際の炎に向かう。消防士たちの早着替えの技をこどもたちは驚くべき速さで習得し、中には1分以内にクリアする子も!



三つ目は、救助資機材エリア。重いものの下敷きになった人を救う方法を消防士から教えてもらいました。正確に、的確に、作業をするには、明快な指示と、それに応える掛け声が、とっても重要なことも学んだこどもたち。大きな声が、会場全体に響きました。




それぞれのエリアで練習を重ねた後は、全員の前で自分の挑戦の発表!挑戦する内容を宣言し、みんなの前でそれぞれの挑戦を披露しましたが、なんと、全員が大成功!
こどもたちの挑戦の後は、なんと消防士たちも挑戦を見せてくださいました。CeeU Yokohamaの屋上から、要救助者を背負っての降下訓練。なんとこどもたちの「降下!!」の掛け声と共に、一気に消防士たちが降下をしました!


最後の表彰式では、こどもたちがそれぞれ、どんな挑戦をしたかの発表。そして、コーチ2人から頑張りを讃える表彰状の授与。

「私でも人を救えることがわかった。今日から、何かあったときは進んで人を助けたい」
「かっこいい消防士の姿に、私も消防士になりたいと思った!」
など、こどもたちからまっすぐな発表がありました。
このようなかけがえのない機会を、実現していただいた、イオンモールの皆様、横浜市消防局の皆様には心より御礼申し上げます。また、当日こどもたちの一番近くで、挑戦を支えてくれた、ボランティアの皆さん、実施に向けて様々な助言をくださった横浜西口エリアマネジメントの皆様にも感謝いたします。

次回の一歩PJは、11月16日(土)午後にカヌーが、そして12月8日(日)午後にフロアボールが開催されます。詳細はまたブログ、またはCoCの各SNSやメールマガジンでお知らせいたします!

CoC

最新記事 by CoC (全て見る)
- 🌍 Peace United 開催レポート:ウガンダ、ザンビア、南スーダンから学ぶ「共に暮らす社会」 - 2025年2月2日
- 2月〜3月(上旬)のイベント - 2025年2月1日
- 貴子さん帰国&世界の朝ごはん開催!マレーシア編 🇲🇾✨ - 2025年1月26日
この記事へのコメントはありません。