インクルーシブチャレンジ企画「一歩踏み出そう！プロフェッショナルと自分の道を探せ！」カヌー編開催！

11月16日（土）、横浜駅西口のど真ん中で、一般社団法人横浜西口エリアマネジメントプレゼンツ　一歩踏み出そう！プロフェッショナルと自分の道を探せ！カヌー編が開催されました。

一歩踏み出そう！プロフェッショナルと自分の道を探せ！（以下：一歩PJ）は、障がいあるなし関係なく、こどもたちが今までやったことのない世界、挑戦にトライする企画。「会ってみたい！」と思うようなコーチたち（これまでもパラリンピック選手やオリンピック選手などがきてくれています！）と、「行ってみたい！」と思うような会場（世界選手権が行われた会場等！）で、初心者大歓迎！、さらには参加のハードルを取っ払うため参加費無料でこれまで12回開催してきました。

13回目となる今回は、カヌー編。今回はパリパラリンピックに出場し、世界で10位になった、宮嶋志帆選手をコーチに招聘し、横浜の繁華街のど真ん中で開催！定員オーバーの11人が、チャレンジを表明してくれました。

一歩PJの特徴は、一般的なスポーツ教室のように、参加者全員が同じことに挑戦するのではなく、参加者自らが「この挑戦にトライする！」と宣言したことに、ひたすら挑んでいくことです。カヌーの回で言えば、「パドルの正しい持ち方を覚える！」という参加者もいれば、「コーチに挑み勝つ！」と宣言する参加者も。11人が全員違う挑戦にトライします。

そのため、参加者一人一人に、マンツーマンでボランティアがつきます。そして、参加者一人一人の挑戦を、真横で全力でサポートします！今回は横浜市消防局のカヌー部を含む18名の心強いボランティアが参画してくれました！ボランティアは、参加者のサポートだけではなく、撮影、救護、動力船の監視、カヌーの運搬など、多岐にわたる担務を担います。この企画はボランティアさんがいなければ成り立たないと言っていいほど、ボランティアさんたちが重要な役割を果たします。

当日は11月中旬とは思えない温かな朝。今回日本パラカヌー連盟様に全面協力いただき、日本パラカヌー連盟の拠点である霞ヶ浦の拠点からカヌーをレンタルし定刻通りに横浜西口に搬入完了。13時のスタートに向け、まずはボランティアが集まり、設営、事前準備。すでに通行人たちから注目の的。

12時半。参加者たちが会場に集合。初めての挑戦、多くの観衆に緊張を隠せないこどもたち。

13時からは第1部「レクチャータイム」がスタート。宮嶋選手と、日本パラカヌー連盟の上岡さんから、カヌーを始めたきっかけ、パラリンピック出場という夢を叶えるまでの挑戦、夢に立ち塞がる数々の壁をどうやって乗り越えていたのか、さらにはパリパラリンピックに実際に出場した際の体験談など、ここでしか聞けない、さらに参加者たちの挑戦心をかき立てるお話をしていただきました。2人のお話に感化され、その後参加者たちは、緊張しながらも堂々と、今日、自分がチャレンジしたい挑戦を発表してくれました。

第2部はチャレンジタイム。南幸橋の横に浮かぶ桟橋から、西口の運河へと参加者、ボランティアが次々とこぎだします。乗艇する前にパドルの使い方等を習ったものの、最初は思い通りにカヌーを勧められず苦闘する参加者たち。でも、ボランティア、そしてコーチの2人からの的確なアドバイスと参加者の頑張りにより、みるみるうちに上達。