12月26日(日)は今シーズン一番の寒さを記録。ツンとする寒さと時折吹きおろす北風、澄んだ空気の中、東ケ丘の中央を走る急坂(通称百段階段)は今年一番の人手で賑わっていました。人々の手にはカメラ。その先にはキャンドルの温かな光に照らし出される柔らかな笑顔。
世界を激動させた新型コロナウイルスは今年もその影を落とし続け、東ケ丘町内会のイベントはことごとく中止を余儀なくされました。東ケ丘の中腹にある、留学生向けシェアハウス兼世界と繋がるイベントスペース「カサコ」も留学生は戻らず、イベントも自粛・・・。
そんな中、キャンドルナイト開催に関しても直前まで検討が重ねられましたが、感染防止対策をした上での開催がこれまでの経験から実施できそうだという判断で開催に至りました!!今年はイベントリーダー袴田あかり(以降あかりちゃん)が中心となり急坂とカサコを使った集まる人の心を温かくする企画を計画。加えて野毛の飲食店の方々との連携をしたい、という彼女の強い想いを受け、11店舗の協賛の下、キャンドルナイトを開催することができました!
当日は多くのボランティア、近隣の方々に支えられ、風で何度もキャンドルが消えても都度丁寧な着火で約4時間、急坂にキャンドルの明かりが灯り続けました☺️カサコではあかりちゃんが中心となり「あかり食堂」が開店。多くのボランティア、「カサコに来てこうしてみなさんと会うのを心待ちにしていた」という人々の笑い声とCoCのメンバーによるピアノとチェロの生演奏が響きました♪
本当に久方ぶりに、カサコの理想とする姿がそこにはありました・・・あかりちゃんは「皆さんのご協力の元、今年もイベントを行うことができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今回のイベントは、野毛の飲食店に支援いただいたり、母校である東小学校の子どもたちに過去のキャンドルナイトのビデオを見ていただいたりした結果、たくさんの方にお越しいただけました。今までで一番多くの子どもたちが遊びに来てくれました。このようなご時世ですが、賑やかで明るい会にすることができ、キャンドルの灯りと地域の方々の笑顔がいっぱいの中キャンドルナイトと、あかり食堂を行えて幸せです。『元気そうでよかったです!またきます!』のお声をたくさんいただいたので、これからも開催できると嬉しいです!2022年もよろしくお願いします!」と話してくれました。
今年は人と人とがリアルに繋がれる年になりますようにと願いを込めて・・・
加藤 功甫
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