小説「戦場レストラン」出版記念会 ~作者による執筆秘話と物語の可能性について~

◇日時:2021年6月12日(土)PM18:00~PM19:00
◇開催方法:Zoomウェビナー 事前登録制
(予約はこちらから→https://coc-i.stores.jp/
◇参加費:無料 or 募金付き登録(選べます)
◇出演:津高一風(作家) x 和氣正幸(本屋ライター)
◇主催:Connection of the Children

世界の片隅に生きる人々の人生を小説として発表している語り部である津高一風が4月に発表した最新作「戦場レストラン」の出版記念ウェビナーを行います。
聞き手に気鋭の本屋ライターであり本屋の店主でもある和氣正幸さんをお招きし、津高の執筆の原動力となった戦場の状況やそれを伝える小説というツールの可能性、これからの文芸のあり方を掘り下げていきます!

コロナ禍で世界と繋がる機会が激減する中、人は自分と全く異なる状況にいる他者の悲劇にどれだけ感情移入できるのか。報道ではなくフィクションという方法が持つ潜在性について二人の作家が語ります。

「戦場レストラン」の購入はこちらから→https://www.amazon.co.jp/gp/product/4802092636
本イベントは、読まれていなくても楽しめる内容になっています。

※この作品は毎日新聞でも最近取り上げられ、紛争地のリアルを伝える小説として注目が集まっています(https://mainichi.jp/articles/20210531/k00/00m/040/291000c )。

◆プログラム◆
18:00~18:20 作品紹介 (津高一風)
「物語の持つ力とは〜戦場レストラン執筆の動機と物語ることの重要性〜」18:20~19:00 特別対談 (津高一風x和氣正幸)
「物語に突き動かされる人たちについて〜これからの表現者、媒体、人との繋がり、書店のあり方〜」

◆津高一風(本名:政志)
作家。これまでパレスチナやアフガニスタンといった戦場を舞台にした小説「明日は来ない」「鴇色の石」「戦場レストラン」を上梓。Amazonで発売中。国際協力を本職とし、イスラエル・パレスチナ紛争、東日本大震災、フィリピン超大型台風、アフガニスタン紛争、南スーダン紛争、ミャンマー東部のシャン州における紛争において、現場で人道支援活動に従事してきた。Connection of the Childrenの理事でもあり、世界で起こっていることをわかりやすく日本の人たちや子どもに伝えていく企画に力を入れている。

◆和氣正幸
本屋ライター。下北沢にあるBOOKSHOP TRAVELLERの店主。2010年よりサラリーマンを続ける傍らインデペンデントな本屋をレポートするブログ「本と私の世界」を開設。現在は独立して、「本屋をもっと楽しむポータルサイト BOOKSHOP LOVER」の運営を中心に、”本屋入門”などのイベントも開催。本屋の映像を配信する企画「BOOKSHOP MOVIE」をYouTubeで配信中。

■Connection of the Children(CoC)とは?
「全ての子どもがやりたい事を見つけ、それに挑戦できる社会」と「国籍や文化に関わらず誰もが温かい気持ちで繋がれる社会」の実現を目指し、「旅」をベースとした教育プログラムや国際交流プログラムを展開しているNPO。横浜の野毛山にCASACOという拠点を持ち、留学生と地元の子どもたちの交流の場としているほか、グローバルと横浜のローカルを繋ぐ各種イベントを開催している。コロナ禍になってからはオンラインで参加できるイベントにも注力している。

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