
去る6月12日に「戦場レストラン」の著者津高一風氏と本屋ライターの和氣正幸氏が作品について語り合う出版記念会がオンラインで開催されました。
「戦場レストラン」はパレスチナのガザ地区や南スーダン、アフガニスタンなどを舞台にした小説で、津高氏が人道支援者として実際に駐在し見てきたことの描写も散りばめられているため、どういった状況や人々に感銘を受けて作品を書くに至ったのかについて実際の写真も交えながら説明がありました。

和氣氏の印象に残った作品の一部分を一緒に朗読するなど、物語の持つ空気感を伝え、さらにこういった物語が社会に与える影響や現代の文芸において異国の状況を現実味を持って語ることの重要性について話を深めました。リモートで当日30人が参加し、その後1ヶ月ほどで100回以上の録画視聴がありました。
今後もこうした世界と横浜を繋ぐ様々なテーマのイベントを開催することで、地元の人たち、さらには遠方の人たちに異文化理解や国際協力について考える機会を作っていけたらと思います。
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