アルゼンチンの首都ブエノスアイリスから南へ50kmほどの距離に
La Plataという町があります。
La Plataは日系人たちが多く住み、コミュニティも大きいです。
毎年1月には、世界一?大きな盆踊りイベントがあります。
なんと来場者は1万人以上!
そんなLa Plataの中心部からバスに乗り1時間。
ラプラタ日本語学校があります。
現在、アルゼンチンに滞在中のコースケが、4月21日(土)、
ラプラタ日本語学校へ来訪。タビノバを実施して来ました!
コースケの現在の住まいはブエノスアイリスのBelgranoというエリア。
都心から電車で30分ほどのとても便利な場所です。
学校での授業は14時20分から。
BelgranoからLa Plataまでは距離にして65km。
日本ならば、横浜から千葉へ行くような感覚。
2時間もあれば余裕だろう・・・
その考えが甘かったのです。
念のため、朝は9時前に家を出発。La Plataは美しい町だと聞いていたので
学校へ行く前に観光をしようと思っていました。
まずはSubteという地下鉄で都心へ。そして2本地下鉄を乗り継ぎConstituciónという駅へ。
基本的にアルゼンチンの電車が定刻通り運行することはない、
というのが暗黙の了解。こちらに住む人たちもダイヤをあてにしていません。
この日も、10時25分発のLa Plata行きの電車に乗るために
10時20分に駅に到着。すると・・・電車が来ている!!
そして25分になる前に扉が閉まり、出発・・・
電車に駆け寄るも目の前をゆっくりと電車は走り出してしまいました。
待つこと40分。次の電車がこれも定刻より1分早く出発。
1時間半かけて目的地に到着しました。
ラプラタ日本語学校の校長先生と連絡を取ると、
「41番通りの、oesteというバス停から84番のバスに乗って」
との指示が。
「でも、土曜日は便が極端に少ないから気をつけて」
とのこと。電車を一本乗り過ごしたため11時30分のバスには間に合わず。
バス停に到着したのは11時45分。近くのお店の人やバスを待つ人に
84番はいつ来るか?と聞くも、誰もが首を横に振る。
1時間後。バスは来ない。
1時間半後。バスは来ない。
2時20分の授業に間に合うには、1時にはバスに乗りたい.
しかし、時刻は1時15分。
校長先生に教えてもらいながら、なんとか別のバスで近くのエリアまで乗車し、
そこからタクシーという別ルートで学校に向かうも到着時刻は2時25分。
まさか6時間近くかかるとは。初めての場所なのに遅れてしまい
早速大変申し訳ないことをしてしまいました・・・
学校に到着し、事務室に顔を出すと、
「今ちょうど集会が始まったから広場に行くといいですよ」
と教えていただき、広場へ。約20人の生徒たちと先生が
日本語で◯×クイズをやっている最中でした。
土曜日の午後は、日本でいう中学生の年齢の子どもたちが
ここラプラタ日本語学校で授業を受けています。
日本人の三世や四世の子どもたちが多くみられ、
先生との会話も日本語なので、パッと見るとなんだか
日本の学校に帰って来たかのようです。
授業をご一緒する前の時間に校長先生と最終打ち合わせを実施。
校長先生の宮脇さんは、とても気さくで優しく、
遅刻したにも関わらず、あたたかく迎え入れていただきました。
ありがとうございます。
そしてついに、プログラムがスタートします!
(後編へ続く)
CoC
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