子供には無限の可能性がある。
また、何にでもなれる。ともよく言われます。
でも、実際の所、どう思われますか?
自分のお子さんや、周りにいるお子さんは、無限の可能性があると思えますか?
もし、お子さんが、ものすごく難易度の高いものになりたいと言ってきたらどうしますか?今のままでは絶対無理で、ものすごく努力が要るものになりたいと言ってきたら。
中には、頑張れって言える方もいらっしゃると思いますが、
多くの方は、その大変さや苦労や、失敗で子供が傷つくことを考えると思い留まってほしいと思うと思います。お子さんを大切に思っていればいるほど。
それって普通の感情です。
でも、それって、過激な表現を使えば、
子供の人生の邪魔をしているのじゃないでしょうか。
子供の無限の可能性を潰しているのではないでしょうか?
もちろん
どれだけ努力してもなれないものはあります。
でも挑戦しなければ、何も成し遂げられません。
たとえできなかったとしても、それがやりきった結果であれば、あきらめもつくでしょう。自分の中でスッキリ出来るでしょうし、次のステップが見えてくることもあるでしょう。
心の中に後悔として残るのは、中途半端にしか努力しなかったときです。
やりきってもいないのに、途中で諦めたときです。本当ならできたかも知れないのに、自分の中に原因があって、うまくいかなかった時です。
子供の挑戦を止めることは、後悔の人生を歩ませることに繋がるかもしれません。
広い世の中には、信じられない成果を残している人も多くいます。
この人は無限の可能性をものにしたんだな!という人です。
そうした人の中には、周りの全員に反対され、それを押し切って成功した人もいると思います。
でもほとんどの人間はそんなに強くありません。成功した人の周りには、
「無条件で自分の成功を信じてくれた人」
がいる事が多いことを感じます。
無条件とは、失敗したら嫌いになるよ。とかそういう条件のないこと。
勿論努力をしないと、そういう理解者はできないし、いなくなるでしょう。
困難な挑戦は、本人も不安になります。でもそれを信じてくれている人がいる。これはものすごく力になります。
頑張れると思うと思うのです。成功した人の話を聞くとそういう人の存在がよく出てきます。
所詮、努力するのは本人で、周りはサポートしかできません。
ですから、子供の無限の可能性を伸ばしたいと思うなら、
「無条件で成功を信じる」
そういう心持ちで、応援すること。
それが周りの人が出来ることなのだと思います。
親はそのポジションの一番近くにいます。
「無条件で自分を愛してくれている親」
だからこそ、
「無条件で自分の成功を信じてくれる親」
になれるのだと思います。
子供の挑戦意欲は何気ない会話に現れます。
世間話だと思って、
「無理に決まっているじゃない」
「今のあなたじゃ無理よ」
とか言って子供の勇気をくじいてしまうこともあります。
子育ては、一瞬一瞬が真剣勝負です。
私たち「ミライへのアソビバ」では、そうした細心の注意を払って、子供に接し、無条件の応援団になってあげたいと思っています。
子供の無限の可能性を開花せるために。
子供の人生の邪魔をしないために。
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①子供たちに話をきいてもらうということ
②みんなが応援しあう環境を
③本音で喋ろうよ!
④子供の無限の可能性を信じていますか?
⑤失敗は宝物
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中村典宏
東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻修了、保育士・認定ベビーシッター資格保有、元電通部長。 NPO法人Connection of the Children理事。今までにのべ世界50カ国を旅する。未来へのアソビバ 未来への遊び場 未来へのあそびば みらいへのあそびば みらいへのアソビバ ミライヘノアソビバ
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