2018の振り返り

みなさんいつもお世話になっております。Connection of the Children(CoC)代表の加藤功甫です。おかげさまで2018年はCoCという組織が大きく前進した1年でした。

CoCでは、「全ての子どもが広い視野を持ち、誰もがやりたいことを叶えられる社会」の実現を目指し、2010年から任意団体として、2013年からNPO法人として活動を続けています。

原点は、現代表の加藤と、現在はCoCに属しながらも現役の高校教師でもある田澤の2人がプロジェクトチームを結成、世界中の人々を一本の糸でつないで世界を見える形でつなぐ「糸つなぎプロジェクト」を携え、2011年にユーラシア大陸を自転車で横断したことまで遡ります。31カ国、5003人が繋がった糸つなぎプロジェクトは、その後さらにつながりを増やし、2017年にはついに10,000人がつながりました。

2018年も糸は伸び続け、2018年12月31日現在、90カ国、12,177人が糸をつないでいるほか、世界中に糸を携えた旅人が旅をしています。その中でも旅人「おいなり」は、私たちのように自転車でユーラシア大陸を横断、現在はユーラシアに飽き足らず、なんと南米を縦断中です。

現在南米を横断中のおいなり

現在南米を横断中のおいなり

現在は、糸つなぎプロジェクトに加えて、教育事業、国際交流事業という2つの軸で活動をしています。教育事業で今までも取り組んできた、旅を軸にした出張授業「タビノバ」は、今年も放課後教室を中心に様々な学校でタビノバを開催させていただきました。その中でも、アルゼンチンのブエノスアイレスにて、プログラムが実施できたことは今までにない大きな一歩でした。日本だけでなく、海外でもタビノバが受け入れられることが経験としてわかりました。

アルゼンチンでのタビノバの様子

アルゼンチンでのタビノバの様子

また、昨年スタートさせた式根島へのサマーキャンプ「タビターン@式根島」では、今年はプログラムを精査、そして正式に子どもを全国から募集し実施しました。本島の子ども、式根島の子どもが交流しながら、それを式根島の島民、留学生、高校生、大学生がサポートするという他に類を見ないサマーキャンプは、沢山の人に支えられ、なんと新島村や新島村教育委員会の後援も頂戴し実施することができました。まだまだ課題は沢山ありますが、2019年に向け良い形で進めることができています。嬉しいことに、そこからの繋がりで、12月頭に、留学生と再度島を訪問、中学校で授業を実施することもできました。

式根島でのサマーキャンプ

式根島でのサマーキャンプ

その他にも、つい先日、新企画となる「知と挑戦の基地『ミライへのアソビバ』」をローンチ。2019年4月の開校に向け、現在急ピッチで準備を進めています。

国際交流事業でも、様々な活動をしてきました。今やグーグルマップでレビューまで付いているCoCが事務所も構える「留学生のシェアハウス兼多文化の学び舎『CASACO』」は、CASACO部長の堀口が主導となり、イベントを実施したり、留学生とのプログラムを実施したりしました。2018年CASACOにはなんと20カ国、約3,000人が来場しました。

 

また、横浜駅西口のまちづくり事業にも「インバウンド」という視点から参画。語学学校と連携し、留学生との企画を実施したり、北米からの高校生旅行団体をまちづくりの一環として受け入れたりしました。

外国人とのインバウンドツアー

外国人とのインバウンドツアー

こうして1年を振り返ってみると。2019年以降につながる面白い芽が沢山出てきている印象があります。一つ一つの企画に、沢山の方の協力があることをメンバー一同一時たりとも忘れることなく、全ての繋がりに感謝し、2019年もCoCのミッションの実現に向け邁進してまいりますので、今後ともCoCをよろしくお願い致します!
みなさん、よいお年をお迎えください。

特定非営利活動法人Connection of the Children代表理事 加藤功甫

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

年間3000円/口からご寄付をいただいております

ご寄付はこちらから