【8日目 タイで過ごす最後の1日】タビターンinタイ2019

zentai

Connection of the Childrenでは様々な世界に実際に触れ、そこで沢山のことに挑戦できるきっかけを提供するため様々な企画を実施しています。今回、2年越しにタイ王国への学びのツアー「タビターンinタイ」を開催!3月3日(日)より高校生2名と大学生1名とともに、タイに旅立っています。

Day8、ついにタイでのプログラムもいよいよ最終日。1週間に及ぶタイでの学びを彼らはどう吸収し、消化するのでしょうか。

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宏次朗(19歳)

――バンコックは乾季だった。空気はいつも軽い乾きを含んでいた。強い日ざしの中にも、しばしばそよ風を感じた。

タイ旅行最終日はやっぱり、三島由紀夫の暁の寺からのパロディです。
とりあえずタイってことだから、察しのいいみなさんはいつかはこれが来ることを予測してたと思います笑
まあ、ワット・アルンには行ってないんですけどね。

最終日は自分たち(学生3人)でプランを立てて行動する日でした。
まず朝にはカレンさんのお友達が働いているパン屋に行き、優雅にコーヒーと共にパンを食べました。
タイに来て、フランス人の作る本格的なパンが食べれるとは思ってもみませんでした!
めちゃくちゃ美味しかったので、バンコクに行くことがあればぜひ行ってみてください!
みんなも行こう!
http://www.amantee.com/
パンをプレゼントしてもらえたんで、ダイマしておきますね↑

んで、その後はバンコクの肺とも呼ばれるバーンカチャオに行ってきました。

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パパイヤやヤシの木(やが3つ並んだ)みたこともない動植物がそこにはあり、東南アジアの自然をありありと感じました。乾季に行けたからか、時折吹くからっ風はバンコク中心部のコンクリの熱を含んでなく、大変心地よかったです。34℃だったけど。
農学部だからとか関係ないと思うけど、歓喜。本当に行ってよかった。
からっ風にふといろんなことを思い出しました。

その後はスラム見学へと向かいました。
スラムのような場所な抱える多元的な問題に対して、専攻もしてない大学生が言及するのは大変烏滸(おこ)がましいですが、抱える問題に対して向き合う姿勢がまずは大切だと思います。

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バンコクからのゴミ山のそばで暮らす人々であったり、差別される移民や十分な教育を受けられてない子どもたち、身体に障がいを抱える人など、そういった人々が世界には存在するのだと知り、目を背けないことが私たちの使命の一つだと思います。

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スラムの後、フライトまでの時間は残りわずか。

バンコクの喧騒にもまれ、疲れが溜まったら、時々スリンの静謐な夜を思い返します。
そこには虫の音とわずかな生活音、動物の息遣いを感じました。
ただし、野犬だけは絶対に許さない。噛まれはしなかったけどめちゃくちゃ怖かった。

今日も学ぶことや感じたことが多かったけど、このブログに全てを書き出すことはできません。
いい経験もしたし、逆に不快になることもあったけど、これらの経験を大切にしてこれからの生活や勉学に励もうと思います。
また、共に旅をした、4人には本当に感謝しています。ありがとうございました。

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駿(17歳)

ついに最後のブログを書くこととなりました。やり残したことがないと言ったら嘘になりますが、充実したタイでの旅でした。

朝起きて向かったのはカレンさんの友達のいるベーカリー。ポルトガル人、フランス人と多国籍なベーカリーでした。カレンさんとこうすけさんのおかげでパンは無料で選ばせて貰えました。本場のフランスパンの味をバンコクで初めて知りました。人の繋がりの面白さを改めて実感しました。

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その後はバンコクのチャオプラヤ川を挟んだ反対側にある、クレット島に行った。ここはモン族と呼ばれる少数民族が住んでいる土地(モン族がいると思って行ったが見かけなかった)です。小舟に乗って転覆するんじゃないかとハラハラすることものの5分、対岸に到着。高層ビルが立ち並ぶバンコクからは想像がつかない自然が出迎えました。いきなりアマゾンの奥地に迷い込んだのかと思うほどの、未開発の森が残っていました。畑も自然をほとんどいじらずに作っていました。島の中心部は車が走り、カフェが現れますが、最高の冒険ができたと思っています。島は思っていたよりも広く、ジリジリとした暑さで、全員疲れきっていましたが。

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遅い朝食だったのでそのままスラムに向かいました。バンコクの市民が高級な外車を乗り回しているそのすぐ隣で明日も分からないような貧しい生活をしている人たちがいました。スリンからバンコクに戻った時に挨拶をしづらいと感じましたが、スラムの人の多くは目が合ったら笑って挨拶をしてくれました。バンコクの中心街と極貧のスラ厶のどちらの人々が果たして幸せに感じて暮らしているのか、分からなくなりました。それでも、子どもの人生を考えると、教育の機会だけでも平等にすべきだと強く思いました。不平等なことがたくさんあるのはしょうがないけれど、子どもは運命の一言で片付けられたくないと思います。2日目に松永製作所の方の話を聞いて思った、幼稚園で人生が決まっているような社会は間違っていると再び考えたのです。タイでは富裕層の子は富裕層、スラムの子はスラムと流動性がないと聞きました。彼らはそれで満足してるかも知れませんが、選択肢が一つしかないのは人生面白くないんじゃないかと思います。だから、教育は無償で施される必要があると思います。なぜなら彼らは与えられたものが中心となって形成されて行くから。

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ご飯を食べて、お土産を買うためにスーパーに寄った後、自分とチャンはタイ古式マッサージに行き、1時間全身マッサージを受けました。関節技をかけられるような強い痛みがあると聞いていて、少しびびっていたのですが眠くなるぐらい優しいマッサージでした。

旅を通して毎日ブログを書くことはその日の自分を振り返ることに相当役立ちました。キツキツの予定であればあるほど振り返らないと流れて行ってしまいます。なので日頃から日記をつけてみようと思います。

タイでお世話になったママ、ノイさん、パパさん、奥井さん、子供達に感謝の意を持って
タイを飛び立ちました。

旅の仲間にはたくさん迷惑をかけました。
チャンは子供たちと、こうじろうはお姉ちゃんとのコミュニケーションに長けていて羨ましいです。カレンさんとこうすけさんは末永くお幸せにお過ごしください。

コープンマーカップ!!

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Chang(18歳)

The Last Day
最終日を迎えた。
前日スリンから8時間かけて移動した。
ブログを寝る前に書き終わりたくて 身体に無理をいったのも忘れた。
昨日の疲れなんて忘れた。
そして荷物を運ぶのに夢中で、お世話になったノーイさんにお別れを言うのも忘れた。

淡々と身支度を進めた。

初日から何度、「恐らくこの八日間、流石にこれを超える疲労はないだろう!」と思ったことか。

今日回るところの目星と 予定を完成させ、なんとなく外へ出た。

2年前に訪れたパン屋さんで2年前と同じパンを頼み、近くのカフェで怪しいおじさんに絡まれ、タイ人の金銭感覚が身についていることを感じながら ボートに乗り込んだ。

ボート?と思った方もいるでしょう。
そうなんです。今日は奥井さんのオススメと駿君のリクエストでモン族の住んでいる地域を見に行くのですが、バンコクとそこを隔てるチャオプラヤー川を渡るのにボートに乗るのです。

川の反対側は別世界でした。目の前に広がる景色を見て、僕の胸は高鳴った。
そこにあったのは生い茂った植物と、水の上に浮かぶ(?)一本の道でした。
そこはまさにレイダースか!?と思ってしまうような景色。
目にするもの一つ一つに意味があるのでは?この植物は何なのか?この先には何があるのだろうか?
大好きなんです。こういう冒険みたいなもの。

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そんな 知りたい!という好奇心、というよりは冒険心が僕の心を満たしました。

モン族について軽くリサーチをしましたが、しっかり調べていた駿君のお世話になりました。
象の経験といい、モン族の住居見学なども 僕は思い浮かびもしないプランでした。
駿君の洞察力と好奇心には感謝しっぱなしです、、

ちなみに 我々の降り立った地の反対側は、観光客向けに整備されていました。ラッキー

その後はスラムへ見学に行きました。
2日目のような失礼のないように、旅が始まる前から そこそこは調べてきました。
そこでは彼らの生活や子供達の教育についてなどを話しを聞き、リサーチでは知ることのできなかった面、違った意見などを知ったり、肌で感じることができました。

この旅を通して結果的に、自分が何を学ぶべきなのか。そのためにどんな勉強が必要なのか について考えるための基礎がようやく出来上がったのではないかと思います。

総合的に感じたのは、「自分磨きが必要」ということです。
勉強面、人間性、行動、他にも様々なことでまだまだ未熟な点。言い換えれば、”伸び代”(ここまで自信過剰に言っていいのだろうか…)があることに詳しく気付けた気がしました。
もしかしたら、これらの事はこの旅なくしても気付く事が出来たと思います。
しかし 重要だと思う事は、トライアル中の自分の状態で 周りの人達と関われた事だと思います。
少なからずとも僕は この旅で出会った、もしくは関われた人達に 触発され、影響され、サポートされ、ぶつかり合い(?)、感覚を共有できたと思っています。
文字にすると上手く伝えられませんが、これが僕がこの旅で得たものなのかもしれません。

簡単に書きますが
この8日間、僕と一緒に旅をしてくれたメンバー、サポートしてくれた皆様、ありがとうございました。

以上でChangのブリーフィング(?)は終了です。
自分勝手で誤字や読みにくい文章の多い 僕のブログに目を通そうとしてみてくれたり、ブログを通して僕の成長を見守ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。

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ーあとがきー

「状況判断力を高める。今自分が何を考えていて、その都度その都度でベストな選択をとる」
出発前に僕が決めた目標でした。
…と言うよりは、それは タイへ行くのを決める前から決まっていたものでした。
常に思ったこと、感じたこと、見たものなどを1から100まで書き留めることで自分の頭の中を視覚化しようと試みたのです。
色々なことも今年に入って落ち着き始め、ようやく自分の考えがクリアになってきた時のため、目標を作ることができた。
これが、”常に考えて行動する”という基本的なゴール(一時的な)に繋がる第一歩だと考えてのことでした。

なのでこの8日間、このブログは読んでくれている人のため。…というよりは自分のために書いていました。

毎日淡々とブログを(自分の考えを)書き出していたつもりでしたが、他の参加者のブログを読むためにカサコのサイトを見た時、自分のブログを目にして 自身の変化を感じ取ることができました。

初めは上記のようにまるで あったことを几帳面に記録するかのように書いていました。
しかし…
次第に、自分が強く感じたこと、印象に残ったものを思いのままに書いていることに気付きました。(恐らく読みにくかったと思います。ごめんなさい)
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*8日目は特にスラムでの見学で参加者たちは様々なことを考えたようです。参加者はスラムについての専門の知識があるわけではないため、書いてある文章等に事実と異なる部分もあるかもしれません。様々なご意見もあるかと思いますが、今回は学生たちの素直な思いを掲載しています。

 

濃厚な8日間の旅を終えた3人。同じ経験の中にも学びはそれぞれ。一つ一つの出会いに感謝し、これからの人生に活かしていってほしいです。今回のタビターンに多大なる協力をいただいた関係者の皆様、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

今回ご協力いただいた皆様
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社会開発人間安全保障省障害者エンパワメント局(Department of Empowerment of Persons with Disabilities)の皆様
バンシートン市(Ban Si Thong municipality)のコミュニティの皆様
personnel consultant(https://www.personnelconsultant.co.th/)の皆様
松永タイランド株式会社の皆様
Tha Tum村のWat  Ban Nam Kham schoolの校長、Khun suraneebhorn(通称ママ)先生
専属ドライバーのNoiさん
シーカー・アジア財団(http://sikkha.or.th/jp/about/)の皆様
野毛坂グローカル(http://nogezaka-glocal.com/)奥井様
またその他関係者の皆様

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