タビノバ報告:第4回幸ヶ谷小学校

CoCの「旅」をテーマにした教育プログラム「タビノバ」を横浜市立幸ヶ谷小学校で実施!

今年度の幸ヶ谷小学校タビノバでは、「横浜の街を歩いて外国人向けのガイドブックを作る!!」を目標に全4回のプログラムを用意。過去3回では留学生をゲストに呼び、彼らの街についての話を聞いたり、実際に横浜西口の街を歩いたりしてきました。

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最終回である今回は、これまでの体験をもとに海外の人向けのオリジナルガイドブックの完成を目指しました。

「どんなタイトルにしたら、読みたいと思えるかな?」

「どういう情報があれば読む人が嬉しいかな?」

言葉選びや配色、写真の配置の仕方など、悩みながらも自分なりに工夫して取り組んでいました。

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前回と合わせて約3時間かけて、世界に一つだけのガイドブックが完成!
子どもたちも大きな達成感を感じている様子でした。

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ガイドブック完成後はこれまでのプログラムの振り返り。

その中でも、街を実際に歩いてみて、外国の人たちが不便だと感じそうな場所、困りそうなことについても話し合い、その改善方法を考える事にも挑戦しました。
駅の混雑やバスの乗りにくさなどの課題について、外国の人たちの立場に立って、一生懸命考えてくれました。

短い時間の中でガイドブックを作る、という目標は小学生にとってはなかなか難しかったかもしれません。ましてや、外国の人に向けたものを作ること自体、初めての経験であったと思います。
それでも感想を聞いてみると、

「自分たちで考えて作るのはすごく楽しかった!」

「色や言葉を工夫するのは難しかったけど、これを読んで外国の人が喜んでくれたら嬉しいです!」

と嬉しそうに答えてくれて、こちらもやってよかったと感じるプログラムとなりました。

ガイドブックは予想以上の完成度だったので、綺麗に製本して今後CASACOや横浜駅周辺の施設に設置できるようにお願いする予定です。
機会がありましたら、ぜひ手にとってみてください。

今後TICADやオリンピックなどで日本を訪れる外国の人は増えることが予想されます。
しかし、まだまだ日本の中では外国人を迎え入れることや、既に住んでいる外国人と共生することに対して課題が多く存在します。子どもたちが自発的に課題に気づき、それを解決するためにどうしたらいいかとに考える事は非常に重要です。
今後もそうした場を作れるよう活動を続けていこうと思います。

 

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